VOICE 3
所 属:阿部製作所
入社年:2016年
担 当:プレス加工
石山 恭兵

この仕事を選んだきっかけを教えてください。

昔から手を使ってものを作ることが好きで、長岡造形大学で金属工芸を専攻しました。彫金でジュエリーの制作をしていて、学内の展示会では最優秀賞を受賞したこともあります。4年生になって進路を考えたときに、地元に残れて金属を扱え、手先を使える仕事がいいなと思って、金属関係のものづくりの企業を燕で探したんです。金属加工といえばやっぱり、「職人の町」燕ですから。

アベキンに入社後、阿部製作所へ出向になったんですね。

アベキンはテーブルや椅子のフレームなど、大ものの製作を請け負っています。阿部製作所はより精度の高いパーツ製作が中心。僕は工業系の高校に通っていましたから簡単な機械工作にはなじみがありましたし、バイクが好きで乗っていたこともあり機械を触るのはもともと好きでしたから、いまの仕事が肌に合っていますね。特にワイヤーカットで行う金型製作では1/100ミリ単位の精度を要求されます。そういう精度を詰めていく仕事に手応えを感じます。

精密金型の製作と設計。どんなところに魅力を感じますか。

アベキンで1年間、現場を経験しましたが、プレス加工に携わるのはこちらが初めて。金型の構造や仕組みがわからないままこちらに来て、日々、藤田さんについて勉強しています。やっぱり藤田さんの金型設計はすごいんですよ。1枚の板から1つのラインでいくつもの金型を製作する、その構造や順走という工程は難しいんですが、それゆえにやりがいもあります。自分が金型製作に関わった製品が実際に使われている様子を見ると、ものづくりの喜びを感じますね。

石山さんの目標を教えてください。

まだまだ始めたばかりですが、せっかく阿部製作所に来たからには藤田さんの下で金型設計を極めたいですね。実はいまでも趣味でジュエリー制作や革細工を続けています。僕にとっては自分の手を動かして何かを作る喜びって、何ものにも代えがたいんだと思います。こうして一つの工程に集中していると時間が経つのも忘れますね。