VOICE 5
所 属:矢部工業
入社年:2004年
担 当:工場長
坂井 武史

この業界を選んだ理由を教えてください。

大学の建築学科を卒業し、建築士を目指していました。最初に就職した会社も建築関係だったんですが、僕が入社したら建築部門が廃止になって鈑金部門に転属になったんです。そうしたら鈑金が面白くなってしまって。もっと専門性の高い精密鈑金をやりたくて、14年前、矢部工業に転職しました。精密鈑金業の中でも矢部工業は溶接、曲げ、研磨など全工程に関われると聞いたので。

坂井さんにとって鈑金の面白さってなんですか?

矢部工業は工程ごとの分業ではなく、一つの案件を1人が最後まで担当する多能工方式を採用しています。最初から最後までを自分で手がけられるから、ひとりひとりへの責任も重くなりますが、その分、達成感は大きいですね。前職では現場監督だったんですが、結局、ものを作るのは職人なんですよ。自分の手を使ってものを作りたいなと思っていたので、完成品をイメージしながら自分で製品を仕上げられるこの仕事はやりがいを感じます。

アベキングループの一員となって、5月から工場長に。ものづくりとは違うお仕事でしょうか?

実はここに入社して2年足らずで上司が退職しまして、いきなり中間管理職になったんですよ。というわけでそれまでは専務で、5月から工場長になりました。工場全体の流れを俯瞰で把握して采配するというマネジメント業務も担うことになったんですが、納期に合わせてどう人材を割り振り、現場を動かせばいいのか、パズルのピースを当てはめていくような面白さがありますよ。自分の頭の中で描いた青写真通りにスムーズに動いたときは、マネジメントの面白さを感じます。

矢部工業のアピールポイントを教えてください。

作図、切断、曲げ、溶接、仕上げ、検品、梱包、出荷という、鈑金製造業の1から10までを社内で一貫して行なっています。この規模になると磨き専門、溶接専門という会社が多い中、全社員が全行程を行う全員現場主義を貫いているのは珍しいと思いますよ。うちは鈑金を筒状に巻くロール加工を得意としているんですが、特に板厚になると関東からも注文が入ってくるほど技術力には定評があります。新入社員の指導もこうした高いスキルを持ったスタッフが行うので、成長が早いですね。今年入社した社員もすでに貴重な戦力として現場でバリバリ活躍していますから。さらに、技術力を要すると言われるアルゴン溶接の免許も入社1、2年で全男性スタッフが取得しています。全くの未経験であってもものづくりに興味がありさえすれば、技術をつけさせる自信があります!